Terjemahan No.10

 

　背後からみると、通常の背骨は胴に沿ってまっすぐに横たわっている。しかし脊柱側弯症の患者は、次のように背骨がねじれ、湾曲している。この異常の大部分は、明確な理由は不明で、10歳～18歳の年齢層の子供に発生することがある。脊柱側弯症は、急速な成長期間中に急激に悪化する傾向があり、成人期に激しい疼痛および慢性疼痛が突然起こる可能性がある。また、重度の脊柱側弯症の場合、呼吸器系や血管の心臓部に、障害を引き起こすこともある。

 

原因と予防...

  巷の風評で、学童が重いバックを肩に背負うことが原因であるかのように言われることがある。実際は、この場合の肩から腰にかけての疼痛と脊柱側弯症とは何ら関連はない。脊柱側弯症の患者の30％で家族が脊柱側弯症を持っていることが研究でわかり遺伝的要因が影響を与えることがわかってきている。   一般的に脊柱側弯症患者は自己観察及び25°以下の曲がりの場合、20歳までの6カ月ごとの写真撮影を除き、特別な治療は必要はない。もし悪化が大きい場合、患者は、背骨の成熟前にブレース矯正を着用すると良い。屈曲の悪化が顕著の時、整形外科、神経科、麻酔、及び医療リハビリテーションを含む、手術処方がある。脊柱側弯症手術時の背骨神経損傷からの合併症を避けるため、背骨システムの神経機能を観察することは、とても大切なことである。手術後の患者がどれだけ失血したかにも依存する。失血を原因にするリスクを軽減するため、自己輸血、つまり、患者自身の血液を利用する手法をとれる。もちろん専門的な機器や治療及び優秀な医師が必要である。

私共は皆さまの健康を願っています...